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ピアノ科の河合先生です [ピアノレッスン]

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宮前平ミュージックサロンで、ピアノ科のベテラン河合先生にインタビューしました。
長年のレッスンの経験の一部を話して頂きました。
【質問①】
教えるのに困った生徒さんはいましたか?

《河合先生》小学校低学年まででよくあるのは、集中力がない、落ち着きがない、言う事をきかないというケースが多く、難しい年頃になるとピアノを乱暴に弾いて、ピアノにあたるケースがよく見受けられます。

【質問②】
その際、どのように対応されましたか?

《河合先生》1回のレッスンで何かひとつ学んでくれれば良いと云う気持ちで、一人ひとりを理解をよく理解することに努めます。
辛抱強く、根気よく接すれば、おのずと時間が解決してくれます。
それに相手をするのが面倒だと思っても、一回たりともいい加減な事はしないようにして、きちんとその子と向き合うようにしています。
そうする事によって、いずれは心が通い合うようになると思っています。

【質問③】
河合先生は何人もヤマハピアノコンサートグレード(注1)に生徒さんを受験させていますが、どうしたら生徒さんをコンサートグレードに向かわせる事が出来るのですか?

《河合先生》幼稚園児から小学校5年生くらいまでの生徒さんに声をかけています。
小学校5年生以上、中高生になると塾やら試験などで、自宅での練習時間が取れなくなります。
大きくなってからも自分でピアノを楽しめる力を、小さなうちに学んでおくのがいかに大切かということを保護者の方にお話しして、納得して頂いて、親御さんから自分のお子さんに挑戦しようと説得して頂いてます。
河合先生と子どもたち001.jpg

【質問④】
発表会に向けて何かポリシーみたいなものは有りますか?

《河合先生》生徒を上手にする上では、発表会はとても大切な行事だと思っています。
生徒さんによっては、どうしてもかなりレベルの高い曲で、かなり練習をしないと弾けないを選んでしまう事が往々にしてあります。
すると保護者の方は「え!!こんなの弾けるの?」と大概おっしゃいます。
でも、レベルの高い曲にトライする気持ちを失わず、心を込めて演奏する事を感じて欲しいと常に思っています。
その為にも、私は真剣に指導をしますし、発表会が近づいて来たらお母様にも同席して頂いてレッスンを見て頂きます。
レッスンを見て頂ますと、お子様が練習に向かうよう協力的になって下さいますし、上手になって行く過程を見て頂くのも大切と思っています。

【質問者】
本日はお忙しいところ、お時間をとって頂きましてありがとうございました。

(注1)ヤマハピアノコンサートグレード
ピアノ学習者のためのコンサート形式のグレード試験。
川上楽器では夏と秋に年2回行っている

◆川上楽器宮前平ミュージックサロン
  東急田園都市線「宮前平駅」徒歩3分
  川崎市宮前区小台2-4-5-2F(美容室EXCELの2F)
 TEL044-853-2417
 営業時間13:00~21:00

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