骨折したって、レッスン出来ます！（ピアノ）

秋の運動シーズン、行楽シーズンでアクティブに過ごされている方も多いと思います。
一生懸命ボールを追いかけて… 旅行先ではしゃいで… 残念なことに、手や腕を骨折してしまった！という子がすでに3人います笑 ピアノを習う上では気をつけてほしいのですが、やはり仕方のないこと。

みなさんは、骨折をしたらレッスンができないと思っていますか？
答えは、ノーです。 レッスン、出来ます。
レッスンの目的は、ピアノが上手になることだけではありません。
楽譜を読むことで、音符に強くなり、集中力が養われます。
治療中で手が動かせないときだからこそ、楽譜を読む力を養うレッスンを強化できるのです。
一旦通常のレッスンはお休みして、「ソルフェージュ」という譜読みに強くなるためのレッスンをしています。
レッスンでは、こちらの教材を使っています。

手拍子や机を使って両手でリズムを叩いたり、簡単なメロディーをその場で弾いてみる「初見」というレッスン(もちろん、使える方の手で)、簡単な音楽の基礎知識もレッスンします。
その子の進度に合わせられるよう、テキストも6冊に分かれています。
骨折がきっかけでソルフェージュのレッスンを始め、やってみたら面白くて治ってからも継続している生徒さんも何人もいます。
教室に通う習慣を継続できているので、治ってからもすんなり通常のレッスンに復帰できます。 ちょっと楽譜を読むのが苦手な子でも、すらすらと読めるようになった事例も数知れず。
ピンチをチャンスに変えて、得意なこと、もう一つ、増やしてみませんか？
ピアノ講師栗田奈美

【プロフィール】
東京音大大学院卒。現在ヤマハ特約店川上楽器店ピアノ講師。
溝ノ口センター（田園都市線溝の口駅前）新城センター（JR武蔵新城駅前）でレッスン中。

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